【ワンピース 伏線考察】サンジが王族であったことを示す、扉絵の伏線とは?

サンジが、アラバスタの時に名乗った名が「Mr.プリンス」だったことから、サンジはどこかの王国の王子なのではないかということがずっと言われていました。今回は扉絵にも伏線があったことの紹介を行います。

SBSで、サンジのイメージの国は「フランス」と尾田先生は述べていることを前提に読み進めて下さい!

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サンジは「1830」という数字が書かれたアタッシェケースを持ってることが分かります。実は「1830年」にフランス7月革命が勃発。サンジのイメージがフランスということを考えると無関係ではありませんよね。このフランス革命では旧制である王政が倒されて、立憲君主制へとフランスは移行したようです。そしてブルジョワジーと呼ばれる中産階級や市民階級が次第に影響力を持っていき、近代フランスが形成されていきました。

そこで翻ってワンピースの中で思い出されるのが「ヴィンスモーク家(ジェルマ66)」の存在。サンジが生まれ育った家庭であり、かつて栄華を誇った貴族の末裔です。

「7月革命」で2度目の王朝廃止になり、ドーファン (Dauphin de France:フランス王位継承者) の称号が使用された最後の年(1830年)らしい。つまり「とある国の最後の王位継承者」を表す数字であると考えられます。

そして更にサンジが抱えるアタッシェケースを見ると、デカデカと「THE SECRET(シークレット)」の文字。まさにサンジがひた隠したかった「出生の秘密」が描かれた伏線であったことが考察されます。